トンボの名前の由来は「飛ぶ穂」あるいは「飛ぶ棒」とも言われますが、秋茜や深山茜に代表される赤トンボの古名は「秋津」と言い、実りの秋を象徴する虫として昔から愛されてきました。古くは日本(本州)を秋津州(あきつしま)と呼んだのも、その形がトンボに似ているからだそうです。
また、雄略天皇が、害虫を素早く捕らえるトンボの姿を歌に詠み、前進するのみで後退しない攻撃的な姿と相まって、トンボは昔から勝ち虫と呼ばれる縁起物でもあり、戦国の世では兜や鎧などの装飾に好んでよく用いられました。 しかしながら、童謡“赤とんぼ”のイメージが残る現代の私たちにとりましては、どこか郷愁を誘う秋の虫です。
赤とんぼは、体色の赤いトンボの総称です。
通常はトンボ科アカネ属(アカトンボ属)に属するトンボを総称して呼ぶが、狭義には秋に平地に群を成して出現するアキアカネのみを指すことがある。ただし、専門知識なしにアキアカネと他のアカネ属のトンボを区別するのはかなり難しいです。
また、アカネ属であっても体色の赤くないナニワトンボやマダラナニワトンボを含まない場合もあったり、またトンボ科アカネ属以外の体色の赤いトンボ(ハッチョウトンボ、ショウジョウトンボ、ベニイトトンボ等)を含む場合もあり、色は赤でなく黄色であるにもかかわらず、夏の終わりごろから群を成して出現するウスバキトンボが赤とんぼと呼ばれることもあります。
アキアカネの赤い体色は気温と関係があり、体温調節昆虫と呼ばれる場合がある。通常アキアカネのメスはオスに比べて赤色が淡いが、寒冷地では雌の赤い比率が高くなる、アキアカネの特徴の一つとして止まり方が他のトンボが翅を水平のまま、若しくは垂直に閉じるの対して、アキアカネは翅を体の下に徐々に下げて休むことが挙げられます。
童話「赤とんぼ」
トンボのことをほとんど知らない方でも、「アカトンボ」という名前はご存じでしょう。「夕焼けこやけの あかとんぼ.....」
赤とんぼの歌の舞台は、兵庫県の播磨地方です。
「赤とんぼ」(作詞 : 三木露風、作曲 : 山田耕筰)は、日本の代表的な童謡の一つ。三木が1921年(大正10年)に、彼の故郷である兵庫県龍野町(現在のたつの市)で過ごした子供の頃の郷愁から作ったといわれ、童謡集「眞珠島」に発表されました、その後、1927年(昭和2年)に山田が曲をつけた。秋の夕暮れの美しい風景を、抒情感あふれるメロディーで奏でています。
赤とんぼの歌
坂本九赤とんぼ
あのねのね赤とんぼ










