口が大きく、大食漢の魚で、『たら腹食う』の語源になったと言われています。
一般にタラといえば「マダラ」のことを指します。「スケソウダラ」は水分が多く、鮮度が落ちやすいため、「かまぼこ」や「ちくわ」など加工品の原料になることが多く、また身よりも雌の卵巣を塩蔵した「たらこ」や唐辛子で漬けた「からし明太子」の方が馴染みが深いかもしれません。
タラは雄、雌とも味は変わりませんが、珍味の白子(精巣)がとれる雄は雌の倍近い価格で取引されています。切り身を店頭で選ぶ際は、透明感のあるピンクがかったものが新鮮で、逆に身が白く不透明なもの、皮が白っぽいものは鮮度が落ちているので避けるのが良いでしょう。
白子は身くずれしているものは鮮度が落ちており、透明感があって身がしっかりしているものを選ぶのが良いでしょう。
ちなみに、「銀ダラ」と呼ばれるものは、アイナメに近いものでタラの種類とは違います。
●マダラ
全長は1mを超える。上顎が下顎より前に出ていて、体側にまだら模様がある。また、頭身が小さく、腹部が大きく膨らむ。
●タイセイヨウダラ
全長2mほどに達する大型種。北大西洋に分布。
●スケトウダラ
スケソウダラともいう。全長70cmほど。下顎が上顎より前に出ていて、体側には褐色の縦帯模様がある。マダラに比べて体が細長い。
●コマイ
全長30cmほど。上顎が下顎より前に出る。また、下顎のひげが短い。
※ギンダラ(銀鱈)は、カサゴ目・ギンダラ科に分類される魚。肉食の大型深海魚で、食用に漁獲されます。
ギンダラ(銀鱈)は体長は1mほどもある大型の魚で、全身が黒褐色をしている。和名のとおり外見がタラによく似ているが、タラではなくアイナメやホッケに近い魚である。下あごにひげがなく、背びれが2つしかないことでタラ類と区別できる。ちなみにタラの背びれは3つに分かれており、アイナメやホッケの背びれは1つです。










