竜胆の花

250px-W_rindou1111.jpg「竜胆」と書いて「リンドウ」

リンドウは山道などでよく見かける代表的な秋の花ですが、気品のあるこの花が咲くと秋の深まりを感じます。リンドウは根が古くから生薬として使われ、「竜の胆(きも)のように苦みが強い」ことが由来となっているそうです。リンドウの呼び名は「竜胆」の音読み「りゅうたん」がなまったとされています。

青紫の花は日光を浴びると開き、夜中や雨・曇りの日は閉じたままです。花言葉は「強い正義感」、「悲しんでいるあなたを愛する」

リンドウの出回る時期は6月から11月と長いですが、6〜9月のリンドウは仏花として添えられます。黄色や白のキクと合わせて花束にするため、色は青紫がほとんどです。

10月に入って仏花需要が一段落しますと、ピンクや青と白の混合色など変わった色のリンドウが目を楽しませてくれます。リンドウは長野県と熊本県の県花です。


リンドウはかつては水田周辺の草地やため池の堤防などにアキノキリンソウなどの草花がたくさん自生していたが、それは農業との関係で定期的に草刈りがなされ、草丈が低い状態に保たれていたためだったようです。

近年、そのような手入れのはいる場所が少なくなったため、リンドウをはじめこれらの植物は見る機会が少なくなってしまい、リンドウを探すことも難しくなってしまっています。

リンドウや他のいくつかのリンドウ属の根は竜胆(りゅうたん、龍胆とも書く)、およびゲンチアナ(ゲンチアナの根)として日本薬局方に収録されている生薬で、苦味健胃作用がある。竜胆を含む漢方方剤には竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、立効散(りっこうさん)などがある。この苦味は強く、「まるで竜の胆(きも)のようだ」というところから「竜胆(りんどう)」と名づけられたといわれています。
posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 15:38 | 春夏秋冬 旬の花

秋の味覚を代表するサンマ(秋刀魚)

 

美味しいサンマと炊き立ての

ご飯の相性は抜群で、自然と食も進みまんねん。

 トコで、そのサンマ。選んだサンマによってもうかってまっか?

当たりハズレがあるようや。

ほんで、気になるんやのは美味しいサンマの見分け方やけどアンタ、簡単な見分
け方がおたんやさかい、ここでちーとばかしご紹介させて頂きたいと思うで。


 まず、太って大きいものがええそうや。

しかも、メスの方が美味しいといわれまんねん。

オスは下あごがオレンジ色なのに対して、

メスはオリーブ色(緑っぽい色)をしてい まんねんわ。

 ほんで、体全体の色の対比がはっきりしとることと、

尾の部分が黄色くなっとるものがええや。

これは、脂がたっぷり乗っていて、

身の部分だけではおさまりきれんと尾まで脂がにじみ出とるためや。

 これらのポイントを確認したうえで、

もっともっともっともっともっともっともっともっともっと手軽に鮮度を確かめるには、

サンマを手にとって頭を下にしてピンと立つかどうかを確かめるとええそうや。

 以上の点を知っておけば、美味しいサンマに当たりそうや。



posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 13:29 | 春夏秋冬 旬の花

すき焼きやの美味しい季節ですが「しらたき」と「糸こんにゃく」どこがどう違うの?


 すき焼きや煮物などに使われる「しらたき」、或いは「糸こんにゃく」。「一体、どこが違うの?」と思ったことはありませんか。

結論から申し上げますと、どちらも成分は同じです。しらたきも糸こんにゃくも、こんにゃく芋を粉にして石灰乳を混ぜて固めたものです。ただし、両者は加工法が若干違います。

しらたきは、こんにゃくの液をところてんのように突き、細くしてお湯に放して固めます。これに対して糸こんにゃくは、固まってこんにゃくになってから突いて細い麺状にします。つまり、『こんにゃくになる前に突くのがしらたきでこんにゃくになってから突くのが糸こんにゃく』という訳です。

ご存知の通り、見た目では白くて細いのがしらたきで、黒っぽくて太めなのが糸こんにゃくです。糸こんにゃくが黒っぽいのは、海草(アラメ・ヒジキ)やお茶などで着色しているからです。しらたきの白は、こんなにゃく芋の粉そのものの色なのです。




コンニャク
250px-W_konnyaku4051こんにゃく.jpg

ちなみに、すき焼きの時、肉と糸こんにゃくを並べて煮ると凝固剤のカルシウムイオンの作用で肉が固くなりますので、なるべく離して煮るようにするのがコツです。
posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 18:36 | 春夏秋冬 旬の花

風邪の予防効果が期待されるチャイニーズ・キャベツ

白菜は英語でチャイニーズ・キャベツと呼ばれています、その名の通り中国が原産地とされ、明治時代に日清・日露戦争に従軍した日本の兵士が大陸で白菜を初めて食べ、その大きさや味に感心して持ち帰ったのが日本全国に広まるきっかけになったそうです。

今では年間を通して出回っていますが、夏場は長野産、秋冬は茨城産の生産が多く、これから気温が下がるに従って需要が拡大する鍋物向けの多くは茨城産となってきます。

日本での生産量はダイコン、キャベツに次いで3番目に多い野菜です。

白菜の旬は冬、霜に当たると甘みが出てとても美味しい、 シャキシャキした歯ざわりがあり、食物繊維やミネラルが豊富で、煮物、汁物、炒め物、鍋料理、キムチなどの漬物等に使われる。 味は比較的淡白であり、キャベツなどと比べると柔らかい。アメリカではサラダ用として広まりつつあります。


白菜の種類は
円筒型(包被型)・・・葉が頭部まで重なっている。日本で最も多く出回っています。

砲弾型(抱合型)・・・葉が頭部では重ならない。秋、冬に出回り、主として漬物用です。

紹菜(たけのこはくさい)・・・華北地方原産。長円筒状に成長します。

半結球はくさい・・・頭部が開く。関東に多く、主に漬物用です。

ミニはくさい・・・1kg前後の小型種。

ヘアレスはくさい・・・中国南部、台湾に普及している。無毛で、多汁質なのでサラダなどに向きます。

ハクラン・・・偽受精という現象を、アブラナ類の品種改良に利用する研究の過程で誕生したキャベツとの雑種。味は良いが採種量がやや少ないです。

山東菜


白菜でのスーパーなどの店先で鮮度を見分ける際は、2分の1や4分の1にカットしたものは芯の部分の断面がふくらんでいないものが良いそうです。カット後も芯の部分は成長を続けるため、盛り上がる度合いで新鮮さが分かります。
タグ:白菜
posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 13:01 | 春夏秋冬 旬の花

鍋料理に欠かせない春菊の花見たことありますか?


鍋料理の美味しい季節となりますが、その鍋料理に彩りを添える「春
菊」が、11月から2月にかけて需要のピークですね。

春菊は春に花が咲くことから名付けられ、関西では「菊菜」(きくな)とも呼ばれます。ホウレン草や小松菜と並んで代表的な緑黄色野菜で、ベータカロチン(ビタミンA)、ビタミンB・Cなどが多く含まれていますが、そのビタミンAやCは、風邪や肌荒れ、ガンを予防してくれます、春菊200グラムで1日に必要なビタミンAが摂取でき、他の緑黄色野菜と比べて、鉄・カルシウム・カリウムなどのミネラルが多いのも特徴です、さらに食物繊維も多く、便秘に効果を発揮するそうです。

その独特の香りは、胃腸の働きを促進したり、痰(たん)や咳(せき)を鎮めたりする効果も期待でき、中国では肝機能を増強し、腸内の老廃物質を排出する漢方薬としても使われています。

春菊は入浴剤にすることもでき、菊や葉を陰干しして、ネットや布
袋に入れてお風呂に浮かべますと、体をあたため、肩こり、神経痛に効果を発揮するそうです。

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ヨーロッパでは観賞用とされています、 日本では食用のイメージが強いせいか花のことはあまり知られていませんが、写真のようにきれいな黄色い花が咲きます。


タグ: 料理 春菊
posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 10:14 | 春夏秋冬 旬の花

きのこの季節です 毒きのには注意!

鍋の美味しい季節ですが、キノコと聞いて思い浮かべる名前は、「シ
イタケ」・「マツタケ」・「エノキダケ」・「ナメコ」・「マッシュルーム」数多くありますよね。

 先日、全国の主婦に好きなキノコを訪ねたアンケート調査を目にしましたが、第1位は「シイタケ」でした。シイタケはシメジやマツタケと同じキシメジ科で、日本では古来から親しまれてきています。特有の香りは好き嫌いが分かれるようですが、どんな料理にも使えるなど実用性を評価する声が多く、76%が好きと答えています。

「主婦が好きなキノコ」の順位は、以下のようになっていました。

   1.シイタケ    (シイ、カシなど広葉樹の枯れ木や倒木に生える)
   2.マイタケ    (ミズナラなどブナ科広葉樹の根元に生える)
   3.エノキダケ   (広葉樹の切り株に発生)
   4.ナメコ     (ブナの倒木や切り株に群生)
   5.マッシュルーム
   6.ホンシメジ   (ミズナラなどの雑木林、マツとの混成林に群生)
   7.エリンギ    (東欧や地中海沿岸が原産)
   8.ブナシメジ   (ブナなど広葉樹の倒木や枯れ木に発生)
   9.キクラゲ    (広葉樹の枯れ木などに付く)
  10.マツタケ


なんと、なんとマツタケは10位と意外にふるいませんが、「食べたことがない」、「ほとんど食べない」が半分近くを占めるなど、家庭では縁遠い食材なのかもしれませんね。

尚、キノコにはカロリーはほとんどなく、ダイエットを気にしてる方にはいいですよ、ビタミンやミネラル、繊維質が多く含まれていますから積極的に摂りたいですね。

きのこについて詳しく書いてみます、きのこの多くは植物やその遺骸を基質としていますが、中には動物の糞などの排泄物や死骸を基質とするものや、他種のきのこを基質にするものもあります、また、植物の根と菌根と呼ばれる器官を形成して共生し、植物から同化産物を供給されて成育するものもある。通常目にするきのこの多くは地上に発生しているが、トリュフのように完全に地下に埋没した状態で発生するもの(地下性菌)もある。地域としては森林や草原に発生するものが多いです。

一般にきのこ日陰や湿ったところに生えると言われ、実際にそういうところで眼にする場合が多いです、しかしきのこの側からすれば、これはやや異なる。というのは、地下性のものを除けば、きのこの形成には光が必要な場合が多いのである。これは、キノコが胞子を外界に飛ばすためのしくみであることを考えれば当然と言えます、朽ち木の中の閉じた空洞で胞子を飛ばしても仕方がないので外に開かれた場所にキノコを作る必要がある。しかし菌糸の生育できる場所が湿ったところである場合が多いので、その中で明るい開けたところに出てきてきのこを作っても、周囲に比べるとやはり暗く湿ったところに成らざるを得ない、というのが本当のところです、真っ暗なところでできたキノコはびん栽培のエノキタケに見られるように、モヤシのようにしか育ちません。


毒キノコに注意!!
さまざまなキノコが食用となる一方で、毒キノコも数多く存在します、中には致命的な毒を持つものもあります、毒キノコの毒の成分にはアマトキシン類、ムスカリン、イボテン酸、コプリン、イルジンなどがあります、毒キノコによる中毒の症状は様々です、摂取すると、嘔吐、腹痛、下痢、痙攣、昏睡などの症状を生じ、最悪の場合死に至る。長期にわたる体の麻痺を生じるようなキノコもありますから注意してください、変わったところでは、アルコールと一緒に食べると中毒を引き起こすものもあるそうです、毒キノコの中には食用キノコと非常によく似たものがある。また、いくら毒性が弱くても体調によっては深刻な症状となることもあります(ツキヨタケのような、比較的弱い毒キノコでも中毒死した例はある)

自然界には食毒の不明なキノコが多数存在し、さらに、一般には毒性がないとされる種であっても生育地域によっては毒性を持つ可能性があります、キノコの同定の経験に乏しい人が野生のキノコを素人判断に基づいて食べるのはとっても危険です、食用キノコか否かを簡単な基準で見分ける方法は(実際に食べてみるというのを除けば)一切知られていません、安全と言われてきたきのこが変異または環境の変化などにより毒をもつ例もあります。


posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 18:32 | 春夏秋冬 旬の花

海のミルク・・・牡蠣が美味しい季節です。

牡蠣が美味しい季節です。

日本では「花見過ぎたら牡蠣食うな」と言います。
産卵期の夏場は身がやせるうえ、海の細菌汚染で食中毒を起こしかねないからす、西洋では、スペルの中に「Rのつかない5〜8月は牡蠣(かき)を食べるな」と言われています。

 その牡蠣(かき)が、これから寒さが増すにつれて美味しくなってきます。西洋や中国では紀元前から食卓に上り、シーザーやナポレオン、ビスマルクなど英雄たちの好物だったそうです。

 主産地は三陸沖や三重、広島などですが、別名「海のミルク」とも呼ばれ、旬の牡蠣はうまみ成分のアミノ酸や亜鉛、ミネラル、ビタミンなどが豊富に含まれ、牛乳並みの栄養価があります。フライや鍋、また酢やレモン汁をかけて生で食べる・・・等々、いずれの食べ方でもこれからの牡蠣は格別美味しいです。

カキの喫食と食中毒
古来より喫食されているカキですが、一方で「あたる」食品(食材)としても知られている。このことは、非加熱状態で貝の身をまるごと喫食される機会が多いこととも関係が深いです。
食中毒症状を引き起こす原因としては貝毒、細菌(腸炎ビブリオ、大腸菌)とウィルス(特にノロウィルス)がよく知られているが、どの原因も生育環境(海水)に由来するものであり、貝の摂餌行動などによって貝内部、消化器官(中腸腺など)に取り込まれ濃縮されるものである。

重要なことは、すべて二枚貝であれば共通する要因である 、貝毒以外は充分に加熱処理することで食中毒を回避できる という点であり、貝毒以外は「身をまるごと生食」あるいは「加熱が不十分なものをまるごと喫食」した場合にはどの二枚貝でも危険度に何ら差はありません。

カキの食べられない月
産卵期にはカキは精巣と卵巣が非常に増大し、食用とはならない。一般にカキとして認識されているマガキの場合は秋〜冬にかけてが旬とされており、英名に「R」のつかない月、すなわちMay, June, July, Augustの5, 6, 7, 8月は産卵期であり食用には適さないとされている。ただし、春から夏に旬を迎えるイワガキと呼ばれる種類のカキもあり、それぞれ養殖も盛んであることからマガキに限らないならば通年食べることができます。

 ちなみに、スーパー等で選ぶ際は、袋の水が澄み、身が盛り上がって半透明なものを選ぶのがコツです。





posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 20:13 | 春夏秋冬 旬の花

赤とんぼ・・・郷愁を誘う秋の虫

 季節の移り変わりは律儀なもので、この辺りでも赤トンボを見かけるようになりました。

 トンボの名前の由来は「飛ぶ穂」あるいは「飛ぶ棒」とも言われますが、秋茜や深山茜に代表される赤トンボの古名は「秋津」と言い、実りの秋を象徴する虫として昔から愛されてきました。古くは日本(本州)を秋津州(あきつしま)と呼んだのも、その形がトンボに似ているからだそうです。

 また、雄略天皇が、害虫を素早く捕らえるトンボの姿を歌に詠み、前進するのみで後退しない攻撃的な姿と相まって、トンボは昔から勝ち虫と呼ばれる縁起物でもあり、戦国の世では兜や鎧などの装飾に好んでよく用いられました。 しかしながら、童謡“赤とんぼ”のイメージが残る現代の私たちにとりましては、どこか郷愁を誘う秋の虫です。

赤とんぼは、体色の赤いトンボの総称です。
通常はトンボ科アカネ属(アカトンボ属)に属するトンボを総称して呼ぶが、狭義には秋に平地に群を成して出現するアキアカネのみを指すことがある。ただし、専門知識なしにアキアカネと他のアカネ属のトンボを区別するのはかなり難しいです。
また、アカネ属であっても体色の赤くないナニワトンボやマダラナニワトンボを含まない場合もあったり、またトンボ科アカネ属以外の体色の赤いトンボ(ハッチョウトンボ、ショウジョウトンボ、ベニイトトンボ等)を含む場合もあり、色は赤でなく黄色であるにもかかわらず、夏の終わりごろから群を成して出現するウスバキトンボが赤とんぼと呼ばれることもあります。
アキアカネの赤い体色は気温と関係があり、体温調節昆虫と呼ばれる場合がある。通常アキアカネのメスはオスに比べて赤色が淡いが、寒冷地では雌の赤い比率が高くなる、アキアカネの特徴の一つとして止まり方が他のトンボが翅を水平のまま、若しくは垂直に閉じるの対して、アキアカネは翅を体の下に徐々に下げて休むことが挙げられます。
童話「赤とんぼ」
 トンボのことをほとんど知らない方でも、「アカトンボ」という名前はご存じでしょう。「夕焼けこやけの あかとんぼ.....」

赤とんぼの歌の舞台は、兵庫県の播磨地方です。
「赤とんぼ」(作詞 : 三木露風、作曲 : 山田耕筰)は、日本の代表的な童謡の一つ。三木が1921年(大正10年)に、彼の故郷である兵庫県龍野町(現在のたつの市)で過ごした子供の頃の郷愁から作ったといわれ、童謡集「眞珠島」に発表されました、その後、1927年(昭和2年)に山田が曲をつけた。秋の夕暮れの美しい風景を、抒情感あふれるメロディーで奏でています。


赤とんぼの歌
坂本九赤とんぼ
あのねのね赤とんぼ




posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 18:24 | 春夏秋冬 旬の花

 鮮やかな花色のコスモス(秋桜)が見頃をむかえています。

 コスモスは繊細な見た目とは違い、しっかりと大地に根を張り、踏まれても薙ぎ倒されてもまた立ち上がり花を咲かせます。そんな強い生命力を持つコスモスが、赤や白、ピンクなど、色とりどりに咲き誇る花で花畑を訪れる人をもてなしています。

コスモスの花言葉は「少女の純真」「真心」など。秋の季語。

コスモスは秋に桃色・白・赤などの花を咲かせます。花は本来一重咲きだが、舌状花が丸まったものや、八重咲きなどの品種が作り出されています、本来は短日性植物ですが、6月から咲く早生品種もあります。
原産地はメキシコの高原地帯。18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、コスモスと名づけられました。日本には明治20年頃に渡来したと言われています、日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育する。景観植物としての利用例が多く、河原や休耕田、スキー場などに植えられたコスモスの花畑が観光資源として活用されている。ただし、河川敷等へ植栽するのは在来の自然植生の攪乱であり、一種の自然破壊であるとの批判があります。

コスモスをシンボルとする日本の市町村はこんなにあります。
北海道:仁木町・滝川市・士別市・大樹町・標茶町・鶴居村
秋田県:大仙市・中仙町(現:大仙市中仙地域)
埼玉県:鷲宮町
千葉県:印西市・市原市・大網白里町
東京都:西東京市
神奈川県:松田町
新潟県:湯沢町
長野県:信濃町・下條村
奈良県:大和高田市・川西町
大阪府:貝塚市
兵庫県:豊岡市・相生市・稲美町
徳島県:勝浦町
香川県:坂出市・さぬき市
福岡県:久留米市・古賀市・直方市・中間市・水巻町・行橋市・粕屋町
宮崎県:国富町



タグ:コスモス
posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 08:53 | 春夏秋冬 旬の花

秋の味覚 梨

250px-Pear-tree%2Ckatori-city%2CjapanL.jpg人の味覚は、暑い夏は甘さを求め、季節の移り変わりと共に次第に控えめの甘さから酸味のある物を求めるようになるそうです。

 今スーパーの青果売り場には、ナシがずらりと並んでいますが、日本梨はタネ回りに酸味があり、皮の近くが最も甘いそうです。古くから日本人に親しまれている秋の果物の代表格ですが、なかでもこの9月に最盛期を迎えるのが大型で丸い「豊水」。

 「豊水」は日本ナシの生産量の約3割を占め、「幸水」に次いで生産量が多く、1個3〜400グラムと他のナシと比較的して大玉なものが多くあります。果肉は軟らかくて、みずみずしいのが特徴、甘みと酸味のバランスもよいことからナシの最高級品と評価する人もいます。

 主産地は関東で、生産量首位は茨城県、そして千葉県、栃木県と続きます。ちなみに、店頭で選ぶ際には、高さがあるものより横に張りのものが良いそうです。
また、冷蔵庫などでの保存の際には「ヘタの部分を下にしておく」とより長持ちするそうです。

ナシ(和なし、日本なし)は、日本の中部地方以南や朝鮮半島南部、中国を原産とする野生種ヤマナシ(ニホンヤマナシ、P. pyrifolia var. pyrifolia)を基本種とする栽培品種群のことです。

高さ15メートルほどの落葉高木。葉は長さ12cmほどの卵形で、縁に芒状の鋸歯がある。花期は4月頃で、葉の展開とともに5枚の白い花弁からなる花を付ける。8月下旬から11月頃にかけて、黄褐色または黄緑色でリンゴに似た直径10〜18センチメートル程度の球形の果実がなり、食用とされる。果肉は白色で、甘く果汁が多い。リンゴやカキと同様、尻の方が甘みが強く、一方で芯の部分は酸味が強いためあまり美味しくない。しゃりしゃりとした独特の食感がナシの特徴だが、これは石細胞と呼ばれるものによる。石細胞とは、ペントザンやリグニンという物質が果肉に蓄積することで細胞壁が厚くなったものである。これは洋なしにも含まれるのだが、和なしよりもその量が少ないために、和なしと洋なしとで食感に大きな差が生じます。

野生のもの(ヤマナシ)は直径が3〜8センチメートル程度と小さく、果肉が硬く味も酸っぱいため、あまり食用には向かない。ヤマナシは人里付近にしか自生しておらず、後述のように本来日本になかった種が、栽培されていたものが広まったと考えられている。なお、日本に原生するナシ属にはヤマナシの他にもイワテヤマナシ、アオナシ、和なしのうち二十世紀など果皮が黄緑色のものを総称する青梨とは異なることに注意)、マメナシがあります。

豊水
豊水(ほうすい)は赤梨系の中生種で、和なし生産の30%を占める生産量第2位の品種である。なし農林8号。

果樹試験場によって1954年に作られ、1972年に命名された。糖度が高いが、ほどよく酸味もある濃厚な味が特徴。幸水よりやや大きめで、果汁が多い。また、日持ちも幸水よりは長い。長らくリ-14号と八雲の交配種とされていたが、2003年に果樹研究所のDNA型鑑定によって幸水とイ-33の交配種であると発表されました。


二十世紀
二十世紀二十世紀(にじっせいき)は青梨系の中生種で、和なし生産の13%を占める生産量第3位の品種である。また、鳥取県産なしの8割を占めます。

青梨系の代表品種で、一般的な唯一の青梨。1888年に現在の松戸市で、当時13歳の松戸覚之助が、親類宅のゴミ捨て場に生えていたものを発見した。松戸は「新太白」と名付けたが、1898年に渡瀬寅次郎によって、来たる新世紀(二十世紀)における代表的品種になるであろうとの観測と願望を込めて新たに命名された。なお、当時は西暦の概念さえまだ一般的ではない時代であったため、非常に先進的な命名と言える。その後、1904年に鳥取県に導入され、鳥取県の特産品となった。花は鳥取県の県花に指定されています。

果皮は黄緑色で美しく、味も赤梨系品種ほどではないが十分に甘く、果汁が多い。自家受粉が出来ない(これは二十世紀に限らず)、黒斑病に非常に弱いといった欠点を改良した品種もあります。

新高
新高新高(にいたか)は赤梨系の晩生種で、和なし生産の11%を占める生産量第4位の品種です。

菊地秋雄が東京府立園芸学校の玉川果樹園で天の川と今村秋を交配させて作った品種で、1927年に命名された。名前の由来は両品種の原産地である新潟県と高知県から。収穫時期は、10月中旬〜11月中旬。500グラム〜1キログラム程度の大型の品種で、果汁が多く、歯ごたえのある食感で、味は酸味が薄く甘い。洋なしほどではないが芳香もあります。

新興
新興(しんこう)は赤梨系の晩生種で、生産量は新高に次ぐ5位。

1941年、新潟県農事試験場で二十世紀と今村秋を掛け合わせて作られた。収穫時期は10月上旬から下旬。やや大きめの品種で、日持ちが良く、味なども良い。


その他の品種(赤梨系)
南水(なんすい)
新水と越後を掛け合わせて作られた、赤梨系の中生種。長野県での生産が9割ほどを占める。
長十郎(ちょうじゅうろう)
1893年に川崎市で当麻辰次郎(当麻長十郎)が発見した。赤梨系の中生種。かつては和なしを代表する主要品種であったが、現在はあまり生産されていない。本来は十分に甘いが、収量を上げるために糖度を下げていることが多い。肉質は硬く、やや劣る。
愛宕(あたご)
赤梨系の晩生種。岡山県を中心に大分県、愛知県、鳥取県など西日本で生産が盛ん。1〜1.5キログラムと非常に大きく、日持ちが良い。
多摩(たま)
祇園と豊水を掛け合わせて作られた、赤梨系の早生種。名前通り、「多摩川梨」の代表的な品種として神奈川県で生産が盛んであり、生産量の8割以上を神奈川県産で占める。
新水(しんすい)
君塚早生に菊水を掛け合わせた、赤梨系の早生種。農林4号。8月上旬から収穫される。
あきづき
162-29(新高と豊水の交配種)に幸水を掛け合わせた、赤梨系の中生種。農林19号。500グラム以上の大型の品種で、非常に甘い。千葉県、茨城県、熊本県などで生産されている。
雲井(くもい)
1939年に石井早生と八雲の交配により作出され、1955年に「なし農林1号」として登録された。花粉はほとんどない。果皮は中間色(緑色の地に薄く茶色がかったような色)。東京周辺では8月中旬に熟し、果実は300グラム程度と平均的な大きさである。肉質はよいものの糖度が低く、幸水と競合することなどから現在ではほとんど栽培されていない。
彩玉(さいぎょく)
埼玉県で開発された新高と豊水をかけあせた大きく甘い品種。

その他の品種(青梨系)
ゴールド二十世紀
二十世紀にガンマ線を照射して作られた改良品種で、黒斑病に強い。青梨系の中生種。1991年に作られ、「金のように価値がある」という意味で命名。
おさ二十世紀
突然変異によって自家受粉が可能となった二十世紀。青梨系の中生種。鳥取県泊村の梨園で発見され、園主の名前から命名。
おさゴールド
おさ二十世紀の「自家受粉ができる」、ゴールド二十世紀の「黒斑病に強い」という2つの長所を持ち合わせた品種。青梨系の中生種。農林水産省と鳥取県の共同研究によりおさ二十世紀にガンマ線を照射して開発された。
菊水(きくすい)
二十世紀に太白を掛け合わせた青梨系の中生種。かつては代表的な青梨系の品種であったが、現在は少なくなった。三水(幸水、新水、豊水)などの優良品種を数多く生み出した。やや酸味はあるが糖度は高い。



タグ: 秋の味覚
posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 09:26 | 春夏秋冬 旬の花

これからが旬 鮭・鮭児

240px-ShirozakeChigyot.jpg川で生まれ、海で育ち、秋になると生まれた川をさかのぼって産卵する鮭(サケ)。昔から鮭を贈る習慣は、『疎遠になったあなたが、鮭のようにまた私のところに戻ってきて欲しい』との気持ちが込められているそうです。

 旬は9〜11月といよいよこれからですが、いったん海から川に入りますと、産卵のため卵巣や精巣に栄養分が集まり、身肉の脂肪分は急速に減るため、身がやせて味が落ちていきます。

 このため、海から川にあがる直前にとられた体が銀色に輝いている「銀毛(ぎんげ)」と呼ばれるもの、特にそのオスが最も味が良いとされており、たくさん水揚される鮭の中でも、わずか5%しかとれないそうです。

 また、最も極上とされる鮭児(ケイジ)と呼ばれる未成熟の鮭は、1〜2万本に1尾の割合でしか水揚げされず、魚体全体に脂が乗っており、全身トロ状態で高級寿司ネタなどに使われています。

日本では北海道、本州北部の川で産卵、孵化し5cmくらいの大きさで川を下る。3-5年間海で過ごした後、生まれた川に溯上し産卵する。産卵期の成魚の全長は平均で70〜80cmだが、大きい個体では90cmを超えることもある。なお、成熟速度が著しく高く(早熟)、海洋回遊2年で母川へ回帰するオス親魚は、50cmに満たない。

親魚は川を上っている間、餌を取らない。オスはその間に体高が高く(背っぱり)、上下の両顎が伸びて曲がる(鼻曲がり)。産卵・放精後、親魚は長い場合1ヶ月以上生きて産卵床を守るメスもいるが、大半は数日以内に寿命が尽きて死ぬことが多い。

産卵期になると寿命が近く免疫力が低下するため、遡上中のみならず、まだ海中にいるものでも水カビ病に感染し上皮が白く変色することがある。個体によっては一見すると、まるで真っ白な別の魚のように見えることもある。 日本では、現在でも北海道のみならず、これよりも遠隔地であり南方である北陸や近畿地方に於いても、稚魚の放流が行われず自然産卵のみのサイクルが維持されている河川もいくつか存在するが、安定した漁業資源確保のため北海道・東北地方を中心に人工的に採卵・放流される孵化場産シロザケが圧倒的に多い。

日本ではほぼ全ての個体が降海し、現在のところシロザケの陸封型は存在しないとされるが、実態が未解明であるイルクーツク州のバイカル湖やモンゴルのいくつかの湖沼等、極東地域とその周辺の冷水湖に陸封種が存在する可能性が高いとする説もあります。

鮭児けいじと読む。訛ってけんちと呼ばれることもある。卵巣、精巣が未成熟である。漁獲量は普通の鮭1万匹に対して1〜2匹程度しかなく、幻の鮭といわれている。その身は大変に脂が乗っており(脂肪率が通常の鮭2〜15%に対し鮭児は20〜30%)美味である。このため、高級食材として珍重されている。通常の鮭と見分ける箇所は、腹を開けて胃袋の下側についている幽門垂の数を調べることで、その数が220個程度あれば「鮭児」である場合が多い。水産庁の外郭団体である独立行政法人水産総合研究センターさけますセンターの調査では、「鮭児」の遺伝子の解析結果より、日本の河川で生まれたものではなく、アムール川系のものであることが判明している。


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旬~アワビ~万葉集におけるアワビ

万葉集におけるアワビ
万葉集では鮑の産地として、御食国と呼ばれる国々の他に、紀伊国が登場します。

鮑玉は宝飾だけではなく、漢方薬として用いられていたと見られる。特に貝類の真珠層には解熱作用があり、近年まで小粒の物は漢方薬として用いられていたが、現在、大半は入手しやすいアコヤガイ真珠の物に置きかわっている。現在の真珠養殖が始まる以前、この鮑玉が日本の真珠産業であったと見られます。

●伊勢の海人 朝な夕なに 潜つぐ 鮑の片思いにして -- 故事成語「アワビの貝の片想い(磯のアワビの片思い)」の元となった歌

●伊勢の海の 海人の島津が 鮑玉 採りて後もか 恋の繁けむ

●天地の 遠きが如く 日月の 長きが如く 押し照る 難波の宮に 我ご大王 国知らすらし 御食つ国 日々の御調と 淡路の 野島の海人の 海の底 沖つ海石に 鮑玉 多に潜き出 船並めて 仕へ奉るか 貴し見れば

アワビに関する俗信
日本全国で様々な俗信があります。

■アワビの殻を出入り口に吊す
魔除けや伝染病除けなどに効果があると云われる(北海道・岩手・佐賀・青森・奈良・福岡・佐賀他)。
■民間療法
・妊婦が食べると髪が抜けない(広島・佐賀)。
・妊婦が食べると子供が眼病にかからない(福岡)、目が澄んだ子供になる(三重)。
・眼病に効果がある(青森・石川)。
・殻の粉を骨折の際に飲む(岡山)。
・傷が早く治る(三重)。
・ネコにアワビの内臓を与えると耳が落ちる。(東北地方)

アワビを使ったことわざ
磯の鮑の片思い(いそのあわびのかたおもい)
常に相手を思っている状態のことを表したことわざで、アワビはアサリやシジミのように二枚貝ではないため、ピッタリの貝が無く、相手を常に思う状態であるということに例えた言葉です。

アワビとは
アワビ(鮑、鰒、蚫、英名 abalone)は、ミミガイ科の巻貝の総称です。フランス語でオルモー(ormeau)。またアワビ属をHaliotisではなくてNordotisとしている図鑑もある。雌雄の判別は外見からではほぼ不可能で、肝ではなく生殖腺の色で見分ける。生殖腺が緑のものがオスで、白っぽいものがメスです。

成長したアワビの殻は長径5cmから20cm、短径3cmから17cm程度のおおよそ楕円形である。形状は種により大きく異なるが、皿状の殻をもつ点では共通する。東アジアでは日本の北海道南部から九州、朝鮮半島および中華人民共和国北部の干潮帯付近から水深20m程の岩礁に生息し、アラメ、ワカメ、コンブなどの褐藻類を食べている。主に夜行性の物が多く、日中は岩の間や砂の中に潜っている。産卵時期は北海道の8-9月から房総半島の11-12月と地域差があります。

アワビの殻の背面には数個の穴が並んでいる。この穴は鰓呼吸のために外套腔に吸い込んだ水や排泄物、卵や精子を放出するためのものであるが、殻の成長に従って順次形成された穴は古いものからふさがっていき、常に一定の範囲の数の穴が開いている。アワビではこの穴が4-5個なのに対し、トコブシでは6-8個の穴が開いている。また、アワビでは穴の周囲が富士山の噴火口のように盛り上がっており穴の直径も大きいのに対し、トコブシでは穴の周囲は盛り上がらず、それほど大きくは開かない。

アワビの分類
クロアワビ Haliotis discus discus
別名: オガイ(御貝)天皇家、伊勢神宮への奉納品という意味から来ている。
別名: オンガイ(雄貝)御貝からの読み変わりだが、雌貝との対の意味になっている。
別名: せぐろ 黒い殻から「せぐろ」とも呼ばれる。
別名: クロガイ 殻が黒いことから。

メガイアワビ Haliotis gigantea
別名: メンガイ(雌貝)オンガイの「オン」は雄という意味でも使われることから対比する意味で使われる。メガイアワビは産地が限られ生産量も少ないため、実際にクロアワビの雌と思われていた。
別名: ビワガイ 足が黄土色(ビワ色)をしていることから来ている。

マダカアワビ Haliotis madaka
別名: メタカアワビ(メダカアワビ)マダカ、メタカは貝殻の「目が高い」という意味。目は潮吹き穴の事。
別名: アオガイ 足が緑色をしていることから来ている。

エゾアワビ Haliotis discus hannai - クロアワビの北方亜種だが、同一種という説もある。

トコブシ Haliotis diversicolor aquatilis
別名: ゴケンジョ 御献上品という意味。

ミミガイ Haliotis asinina


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オクラは胃腸虚弱、疲労、夏バテ、便秘、下痢、糖尿病、高脂血症 に良い

オクラ (Okra) は、アオイ科トロロアオイ属の植物、または食用とするその果実。アメリカネリとも言う。学名は Abelmoschus esculentus Moench。

以前はハイビスカス属 Hibiscus に分類されていたが、現在ではトロロアオイ属に分類されています。

オクラは短期間で50cm-2mほどに生長し、15cm-30cmの大きさの掌状の葉をつけ、黄色に中央が赤色のトロロアオイに非常に似た花をつける。開花は夜から早朝にかけてで、昼にはしぼんでしまう。開花後、長さ5cm-30cmの先の尖った形の五稜の果実をつけ、表面に短毛が生えており、熟すと木質化します。

オクラの原産地はアフリカ北東部(エチオピアが有力)で、熱帯から温帯で栽培されている。エジプトでは、紀元前元年頃にはすでに栽培されていた。アメリカ州では、主に西アフリカから移住させられた奴隷によって栽培が始まり、現在でもアメリカ合衆国南部、西インド諸島、ブラジル北部など、アフリカ系住民の多い地域でよく栽培されている。熱帯では多年草であるが、オクラは少しの霜で枯れてしまうほどに寒さに弱いために、日本では一年草となっていいます。

オクラが日本に入って来たのは明治初期である。稜がはっきりしていて断面は丸みを帯びた星型になる品種が日本本土で流通しているが、沖縄では稜がなく、断面が丸いものが出回っています。

オクラは、刻んだ時にぬめぬめした粘り気が出るが、この粘り気の正体は、ベクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維で、コレステロールを減らす効果をもっている。他の栄養素としては、ビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウムなどが含まれるため、夏ばて防止、便秘・下痢に効く腸整作用などが期待できます。

オクラの主な栄養素はカルシウム、ビタミンA効力、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維

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オクラの花


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オクラ食材図鑑
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清滝の水くませてやところてん

300px-Tokoroten.jpg 清滝の水くませてやところてん

 この句は、京都の奥嵯峨、愛宕山を南下して保津川(ほづがわ)に注ぐ清滝川(きよたきがわ)沿いの地で芭蕉が「ところてん」をもてなされて詠んだものだそうです。冷めたくて美味しい「ところてん」の味わいが今にも伝わってきますが、芭蕉の時代、「ところてん」は涼を呼ぶ有り難い食べ物でした。

ところてん(心太または心天、瓊脂)は、テングサやオゴノリなどの海藻類をゆでて煮溶かし、発生した寒天質を冷まして固めた食品。それを「天突き」とよばれる専用の器具を用いて、押し出しながら細い糸状(麺状)に切った形態が一般的である。

ところてんは関東以北および中国地方以西では二杯酢あるいは三杯酢をかけた物に和辛子を添えて、関西では黒蜜をかけて単体又は果物などと共に、東海地方では箸一本で、主に三杯酢をかけた物にごまを添えて食べるのが一般的とされる。また、醤油系のタレなどで食べる地方もあります。

ところてんは全体の98-99%が水分で、残りの成分のほとんどは多糖類(ガラクタン)である。にもかかわらず、表面はやや堅く、独特の食感がある。腸内で消化されないため栄養価はほとんどないが、ところてんは食物繊維として整腸効果があります。

ところてんの製法
ところてんはテングサを天日に干し、洗浄する。これをテングサの色が白くなるまで数回繰り返す。この後1年程度冷暗所で保管する。 大きめの鍋に上記のテングサを入れ、水をテングサがつかる程度まで入れ、沸騰させる。沸騰後は弱火にて1時間程度煮る。
布などで濾して、不純物を取り除き、バットなどの容器に移し替える。
容器に移し替えた後、3時間程度、自然に放熱させ、固める(冷蔵庫では失敗しやすい)。
天突きで突いて(無ければ包丁などで細長く切って)完成。

トコロテンの歴史
一説には、こころぶとと呼ばれ、心太の漢字があてられた。それがこころていと呼ばれるようになり、さらに転じてところてんとなったとされるが、古くは正倉院の書物中に心天と記されている事から奈良時代には既にこころてんまたはところてんと呼ばれていた様です。

儀式としてのところてん
奈良時代、正倉院の木簡に記されている記録では御食国と呼ばれる地域からテングサを宮中に送った記録がある。節料として収められ、当時宮中における節気行事などに使用されていたことが伺えます。

天然天草を使った八十八風ところてんの店

ところてんの伊豆河童 - Yahoo!ショッピング

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今が旬!太刀魚(タチウオ)とは&釣り情報


焼いても美味!煮ても美味!お刺身は最近よく見かけますね♪
太刀魚は肉は柔らかく、塩焼きや煮付け、唐揚げなどで美味。新鮮なものは刺身や寿司などにも用いられます。

タチウオ(太刀魚、学名 Trichiurus lepturus)とは
太刀魚はスズキ目 サバ亜目 タチウオ科の魚。別名に、立魚(タチウオ)、タチノウオ、タチ、ハクナギ、ハクウオ、サワベル、シラガなどがある。種々の調理法で食用にする。また娯楽としての釣りの対象ともなります。

太刀魚の全長は1.5m程で、時に2m以上。重さは最大級のもので5kgほど。頭はとがっており、一見獰猛そうな鋭く発達した歯が目立つ。体は全体に左右に平たい。背びれは背中全体に伸びて130軟条以上あり、尾びれ、腹びれは持たず、尾部は単純は先細りになっている。体表には鱗がなく、その代わりに全身が銀色に輝くグアニン質の層で覆われており、生時はやや青味がかった金属光沢を持つが、死後ほどなくすると灰色がかった銀色となる。表面のグアニン層は人が指で触れただけですぐ落ちるほど落ちやすいが、生時は常に新しい層が生成されることで体を保護している。このグアニン層から採った銀粉は、模造真珠やマニキュアに入れるラメの原料として使われているといわれています。

太刀魚の生態
世界中の熱帯から温帯にかけて分布する。沿岸域の表層から水深 400m 程度の範囲の泥底近くで群れて生活しているが、時には河口などの汽水域まで入り込むこともある。産卵時期は 6〜10 月。稚魚や幼魚のうちは、甲殻類の浮遊幼生や小さな魚などを食べている。成魚はカミソリのような歯で小魚を食べるが、時にはイカや甲殻類を食べることもある。成魚と幼魚とは逆の行動パターンを持ち、成魚は夜間は深所にいて日中は上方に移動し、特に朝夕は水面近くまで群れて採餌をするが、幼魚は日中は泥底の上 100m ほどの場所で群れていて、夜になると上方へ移動します。

太刀魚の名称ほか
太刀魚はその外観が太刀に似ていることより、太刀魚(タチウオ)と名づけられたとする説がある(「刀」の字を取って「」と表記することもある)。また、通常、深さ 100m くらいの泥底に群生し、朝夕の薄暗い頃に表層に浮き上がり餌を狙って立ち泳ぎをし、頭上を通り過ぎる獲物に飛び掛って捕食する。このため立ち泳ぎすることより、立魚(タチウオ)と名付けられた説もある。

かつてタチウオは、日本近海に分布する種類が、他の地域のものと別種あるいは別亜種とされ、 Trichiurus japonicus、あるいは T. lepturus japonicus の学名が当てられていた。これを太平洋東岸に分布する T. nitens などとともに、世界の他の水域に生息する T. lepturus とすべて同種として扱う場合が増えている。

太刀魚釣り情報http://www.mikasaya.jp/sintyaku/2007tatituri.html


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丑の日になぜ鰻を食べるようになったのか?鰻を食べる習慣は万葉集の昔から


土用の丑の日

天地間の出来事のすべては木火土金水の五つの要素からなり、その盛衰、消長などによって定まると考えた陰陽五行説に基づく季節の考え方が古来からあり、春に「木」、夏に「火」、秋は「金」、冬に「水」を配し、季節と季節の間に「土」を配したのが「土用」の始まりです。

五行説では「土」は物を変化させる作用を持ち、「用」は働きを意味しており、「土用」とは本来季節の変わり目のことを言います。年に4回ある「土用」も、昨今は夏の土用(立秋まで)だけが話題になります。

今年の「土用の丑の日」は7月30日です。その昔、土用の丑の日には「うの字つくもの」、梅漬、うどん、瓜などを食べ、水に浸かって禊祓(みそぎはらえ)をする習慣がありました。

鰻を食べる習慣は万葉集の昔からありましたが、平賀源内(江戸時代の学者であり発明家)が鰻屋に「本日土用丑の日」と思わせぶりな看板を上げるよう知恵を授けてからこの日が「鰻の日」となったそうです。

土用の丑の日について詳しく調べてみました。

土用の丑の日(どようのうしのひ)は、土用の間で日の十二支が丑である日のこと。

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夏の土用の丑の日は、暑い時期を乗り切る栄養をつける為に、鰻を食べる習慣がある。 土用入りの日が申から丑の間の場合は、丑の日が2回あることになる。この2回目の丑の日を二の丑という。 一般には土用の丑の日といえば夏を指すが、土用は春、夏、秋、冬の年4回あり、土用の丑の日は年に数回ある事になる。

丑の日に鰻を食べる由来

鰻の蒲焼(うな重)鰻を食べる習慣についての由来には諸説あり、讃岐国出身の平賀源内が発案したという説が一般的であるが、万葉集には大伴家持が、夏痩せの友人に鰻を食べるように勧めている和歌が収められています。

江戸時代、商売がうまく行かない鰻屋が平賀源内の所に相談に行った。源内は、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めた。すると、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は大変繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着しました。

この他に、土用に大量の蒲焼の注文を受けた鰻屋が、子の日、丑の日、寅の日の3日間で作って土甕に入れて保存しておいたところ、丑の日に作った物だけが悪くなっていなかったからという説もあります。

ちなみに、土用の丑の日に食べるものは鰻でなく「う」の付くものでいいのだから、うどんでもうさぎでも、うぐいすパンでもいいのである。主に鰻を食べるのが主流なのは先ほどにも記述したように、ほとんど習慣に近いものになっているからです。

なお、最も脂が乗っている鰻の旬は、産卵前の秋である。土用の丑の日がある初夏あたりの鰻は脂がかなり落ちており、身も淡泊である。一説に、鰻屋が源内に相談を持ちかけたのは夏に売れない鰻を何とか売るためであったとも言われている。ただ、鰻にはビタミンB類が豊富に含まれているため、夏バテ、食欲減退防止には効果的であり、そういった面から鑑みると、夏の時期に鰻を食べるのは実に理に適った習慣であるともいえます。

土用(どよう)とは

五行思想に基づく季節の分類の一つで、各季節の終りの約18日間のことである。五行思想では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割当てている。残った土気は季節の変わり目に割当てられ、これを「土用」と呼んだ。

平気法においては立夏・立秋・立冬・立春の前の18日間としていたが、定気法を用いている現在では、太陽黄経に基づいて期間が定められている。

春の土用 : 黄経27度の点を通過する瞬間から立夏(45度)まで
夏の土用 : 黄経117度の点を通過する瞬間から立秋(135度)まで
秋の土用 : 黄経207度の点を通過する瞬間から立冬(225度)まで
冬の土用 : 黄経297度の点を通過する瞬間から立春(315度)まで
なお、土用は各季節の終りにあるが、一般には夏の土用を指すことが多い。夏の土用の丑の日には、鰻を食べる習慣がある。

土用の間は土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた。ただし、土用に入る前に着工して、土用中も作業を続けることは差し支えないとされた。また、下記に示す「土用の間日(まび)」には土用の障りがないとされた。

春の土用 : 巳・午・酉の日
夏の土用 : 卯・辰・申の日
秋の土用 : 未・酉・亥の日
冬の土用 : 卯・巳・寅の日

これからの丑の日2007年 - 7月30日
2008年 - 7月24日 8月5日
2009年 - 7月19日 7月31日
2010年 - 7月26日
2011年 - 7月21日 8月2日
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美味しい”海老”はどうしてあんなに甘いの?海老の代表クルマエビについて

美味しい海老はどうしてあんなに甘いの
たん白食品である魚介類の味は、その中に含まれるアミノ酸類によるもので、エビが強い甘みを持つのは、冬期にはグリシンというアミノ酸、夏期はベタインというアミノ酸があるからだそうです

海老を茹でるとどうして赤くなるの
エビの色素はカロチノイド(Carotenoids)系色素のアスタキサンチン(Astaxanthine)を主として、その他数種のカロチノイドが含まれています。カロチノイドの結晶は深紅色のものが多いが、淡黄色、黄色、ダイダイ色から紅色に至る色を呈します。生きているエビの色は、アスタキサンチンとグロブリン蛋白が結合したクルスタシアニン(Crustacyanin)によるもので、緑、紫、褐色などさまざまな色合いとなります。これが加熱によって蛋白質は熱変性して、カロチノイドのアスタキサンチンとの結合が切断され、分離されます。そしてアスタキサンチンは酸化されてアスタシン(Astacene)となり、カロチノイド本来の色である黄色から赤色の色になるようです。

エビ・カニの甲の色は、主としてアスタキサンチンと呼ばれる赤色系のカロチノイドによるものであるが、タンパク質と結合したカロチノプロテインも少量含まれている。カロチノプロテインは青ないし紫色を呈するが、加熱によって赤色になる。だが、タンパク質との結合が切れて遊離したアスタキサンチンがアスタシンになるためという説明は疑わしいかも。

海老の代表格クルマエビ
クルマエビ(車海老)は、エビ目(十脚目)・クルマエビ科に分類されるエビの一種。内湾の砂泥底に生息する大型のエビで、重要な食用種である。

かつては多くの近縁種と共に Penaeus 属に分類されたため、学名を Penaeus japonicus として記載した文献や図鑑も多い。研究が進んだ結果クルマエビ科の分類は細分化され、Penaeus はウシエビ、クマエビなどに限定された「ウシエビ属」となり、クルマエビの属名には Marsupenaeus が充てられた。
日本では古来より重要な漁業資源として、刺し網、底引き網などで漁獲されてきた。伊勢湾、有明海など大規模な干潟や内湾を抱える地域に多産し、愛知県、熊本県の県の魚に指定されている。

ほぼ1年を通して漁獲されるが、特に夏の漁獲が多い。重要な漁業資源だけに発生の研究も進んでおり、エビ類では最も早く養殖技術が確立された。

死ぬと急速に傷んで臭みも出るが、オガクズの中に詰め、湿度を保っておくと長時間生かしておけるので、この状態で出荷・流通が行われる。料理法は刺身、塩焼き、天ぷら、フライなど多種多様で味もよく、高級食材として扱われる。

クルマエビの特徴は
成体は体長15cmほどだが、メスの中には30cmに達するものもいる。体は細長い円筒形で、脚は太く短い。額角をはさんで頭胸甲の背中側真ん中に2本の細い溝がある。生体の体色は青灰色か淡褐色で、黒いしまが頭胸甲には斜め、腹部には横に入る。日本産のクルマエビ科の中では最もしま模様が明瞭なので近縁種と区別できる。クルマエビの和名は腹を丸めた時に、しま模様が車輪のように見えることに由来する。

西太平洋、インド洋、地中海南部の熱帯・温帯の沿岸域に広く分布する。日本でも北海道南部以南で見られる。

波が穏やかな内湾や汽水域の砂泥底に生息する。昼間は砂泥の中に浅くもぐり、目だけを出して休む。夜になると海底近くで活動するので、夜間に海岸の海中を照明で照らすと、クルマエビ類の複眼が照明を反射し光って見える。食性は雑食性で、藻類や貝類、多毛類、小魚、動物の死骸など何でも食べる。敵は人間のほか、クロダイ、マゴチ、タコなどがいる。


エビの生活
クルマエビ、サクラエビ、ヒゲナガエビなどを含むクルマエビ亜目(根鰓亜目)のエビは、受精卵を海中に放出し、卵の時期からプランクトンとして浮遊生活を送る。卵を腹肢に抱えて保護するエビ亜目に比べて産卵数が多いが、放出された時点で他の動物の捕食が始まるため、生き残るのはごくわずかである。
クルマエビの産卵期は5月-9月で、メスは交尾後に産卵する。産卵数は体長20cmのメス1匹で70万-80万に達する。受精卵は直径0.3mm足らずの青色で、海中をただよいながら発生し、半日ほどで孵化する。
孵化直後の幼生はノープリウス幼生(Nauplius)とよばれる形態で、成体とは似つかない丸い体に大きな3対の遊泳脚がついた体型である。大きな遊泳脚で水をかいて泳ぐが、この脚は後に触角と大顎になる。なおこの時期の数日間は餌をとらず、蓄えられた卵黄だけで成長する。
ノープリウス幼生を過ぎるとゾエア幼生(Zoea)となる。腹部がやや後方に伸び、成体に近い体型となる。ゾエア幼生では遊泳脚が増えるが、これらは後に顎脚や歩脚となる。なおクルマエビ亜目のゾエア幼生後期を、オキアミ類(Mysis)に似ていることから特に「ミシス幼生」と呼ぶ。
ミシス幼生が成長すると、今までの遊泳脚が顎脚や歩脚などに変化し、腹部に腹肢ができ、ポストラーバ幼生(Postlarva)となる。ポストラーバ幼生は腹肢で水をかいて泳ぎ、最初のうちは浮遊生活を送るが、やがて海底生活を送るようになり、脱皮を繰り返して稚エビとなる。

クルマエビの稚エビは海岸のごく浅いところにいて、夏から秋にかけて潮の引いた干潟などで見ることもできるが、成長するにつれ深場に移動し冬眠する。寿命は2-3年とみられる。


クルマエビの別名はホンエビ、マエビ、マキ(若い個体)、サイマキ(稚エビ)など

コウライエビ
体長20cmほど。クルマエビに似るが体に模様はなく、尾だけが黒っぽい。黄海、渤海、東シナ海沿岸に分布し、秋から冬にかけて漁獲される。クルマエビ科としては分布が狭いが、漁獲量は多い。
「タイショウエビ」(大正海老)の別名でよく知られる。大正時代から多く漁獲されるようになったが、当時は商品名が複数あったため、主な水産会社が協議して「タイショウエビ」の商品名となった。

フトミゾエビ
体長15cmほど。クルマエビに似るが体に目立つ模様がない。生体は全身が淡黄色を帯びるため「シンチュウエビ」(真鍮海老)とも呼ばれる。
東京湾以南の西太平洋とインド洋の沿岸域に分布する。日本本土では小型で数も少ないが、南西諸島では大型で数も多い。

ウシエビ
体長30cmほど。クルマエビに似るが全身が黒っぽく、背中の溝は頭胸甲の前半部だけにある。東京湾以南の西太平洋とインド洋の沿岸域に分布する。
ブラックタイガー」という別名でよく知られる。
クルマエビ科では最大種で成長も早く、各地でさかんに養殖され、日本に輸入されている。

クマエビ
体長20cmほど。東京湾以南の西太平洋とインド洋の沿岸域に分布する。脚が赤いのが特徴で、「アカアシ」の別名で知られている。触角がしま模様で目立つが、体のしま模様は不鮮明で、ウシエビと同様灰色がかっている。

和名なし, 英名Whiteleg shrimp。体長14cmほど。メキシコからペルーにかけての太平洋東岸に分布する。

「ブラックタイガー」同様、生活環の一部として汽水域にも生息し、塩分濃度の変化に強く、淡水での養殖に耐える。「バナメイえび」「バンナムえび」などとして2006年頃から日本の市場に登場した。ブラックタイガーに比べて安価なこともあって、輸入量は急速に伸びている。日本で消費されるこのエビの主な生産国はタイ、インドネシア、中国。
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京都のハモは山で獲れる



ハモは高級食材として扱われ、特に京料理では祇園祭に食べる風習があり夏の味覚の代表的なものとして珍重される。

ハモの水揚げが多くない京都においてなぜハモを食べる文化が発達したかについては、輸送技術が発達していなかった頃、夏に京都まで生きたまま輸送できた、生命力の非常に強い数少ない魚だったことによると言われています。


ハモ(鱧)は、ウナギ目・ハモ科に分類される魚の一種です。沿岸部に生息する大型肉食魚で、日本では高級食材として扱われる。なお、利用の際は近縁種のスズハモ M. bagio(Hamilton, 1822)と特に区別しない。

ハモ科の魚は全世界の熱帯・温帯から5属・8種ほどが知られる。ウナギ目魚類の中では比較的吻が長いことやひれが発達することなどが特徴である。

スズハモは
全長は最大2mほど。肛門より前の側線孔数(ハモ40-47、スズハモ33-39)、歯並びなどで区別するが、外見・分布・生態などはハモとほとんど同じで、市場でもハモとは区別せずに扱う。

ハシナガハモは
ハシナガアナゴという別名もある。全長60cmほど。ハモよりも細身で、和名通り吻が前方に尖る。紀伊半島以南からオーストラリア西部までの西太平洋に分布し、水深100mまでの海底に生息するが、生態の研究は進んでいない。

ワタクズハモ Gavialiceps taiwanensis (Chen et Weng,1967)
全長75cmほどで、ハモよりも細身。沖縄諸島から台湾までの海域に分布し、水深600m750mほどの深海に生息する。

ハモの特長は全長1mほどのものが多いが、最大2.2mに達する。体は他のウナギ目魚類同様に細長い円筒形で、体色は茶褐色で腹部は白く、体表に鱗がない。体側には側線がよく発達し、肛門は体の中央付近にある。ウナギ目の中では各ひれがよく発達していて、背びれは鰓蓋の直後、尻びれは体の中央付近から始まって尾びれと連続する。胸びれも比較的大きい。

口は目の後ろまで裂け、吻部が長く発達し、鼻先がわずかに湾曲する。顎には犬歯のような鋭い歯が並び、さらにその内側にも細かい歯が並ぶ。漁獲した際には大きな口と鋭い歯で咬みついてくるので、生体の取り扱いには充分な注意が必要である。ハモという和名も、よく咬みつくことから「食む」(はむ)が変化した呼称といわれる。

西太平洋とインド洋の熱帯・温帯域に広く分布し、日本でも本州中部以南で見られます。

水深100mまでの沿岸域に生息し、昼は砂や岩の隙間に潜って休み、夜に海底近くを泳ぎ回って獲物を探す。食性は肉食性で小魚、甲殻類、頭足類などを捕食します。

産卵期は夏で、浮遊卵を産卵するが、ウナギのような大規模な回遊はせず、沿岸域に留まったまま繁殖行動を行う。レプトケファルスは秋にみられ、シラス漁などで混獲されることがある。

おもに底引き網と延縄で漁獲される。釣りで揚がることもあるが、咬みつかれる危険がある上に調理に技能が必要(後述)なため、ハモを狙って釣る人は少ない。

ハモの蒲焼は、よくウナギの蒲焼と対比される。需要があるため、日本産だけでなく韓国や中国などからの輸入も行われている。

ハモには長くて硬い小骨が非常に多く、食べるには「骨切り」という下処理が必要となる。これは腹側から開いたハモの身に、皮を切らないように細かい切りこみを入れて小骨を切断する技法で、熟練が必要である。「一寸(約3cm)につき26筋」包丁の刃を入れられるようになれば一人前といわれる。骨切り包丁と呼ばれる専用の包丁を用いることもある。

骨切りを施したハモを熱湯に通すと反り返って白い花のように開く。これを湯引きハモまたは牡丹ハモといい、そのまま梅肉やからし酢味噌を添えて食べるほか、吸い物、土瓶蒸し、寿司、天ぷら、蒲焼などさまざまな料理に用いられる。生きたハモを捌かないと湯引きがきれいに開かない。

またハモの身は上質なカマボコの原料に使われる。その際残った皮を湯引きして細かく切ったものは、酢の物にも利用されます。

ハモの別名は
ハム(広島県)、スズ(徳島県)、バッタモ(京都府丹後地方)、ウニハモ(福井県)など

posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 09:41 | Comment(0) | TrackBack(2) | 春夏秋冬 旬の花

いちごは初夏より葉のわきから顔を出すように花を付ける。いちごの種類にびっくり!

いちごの花期は春から夏で、花弁は白く5-8枚。

現在の栽培種はオランダイチゴであり標準和名となっている。一般にストロベリーといえばオランダイチゴを指す。オランダイチゴはオランダの農園でバージニアイチゴとチリイチゴの交雑によってつくられた。一方で栽培種と区別するために、野生種をヘビイチゴやワイルドストロベリーと呼ぶこともある。


初夏より葉のわきから顔を出すように花を付ける。花は直径1.5cmほどで、花弁の数は5つと決まっている。果実は表面に粒粒のある赤色で球形、苺に多少似たものがなる。無毒で果実は食べられるものの、あまり味が無いため食用には好まれない。花期は、4月から6月。

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可食部は花托の発達したものであり、表面に分布する粒粒がそれぞれ果実である。このような形態をとるものをイチゴ状果という。独特の良い香りがあり、属名の由来にもなっている。属名の Fragaria はラテン語で「香る」の意。ビタミンCが豊富である他、抗酸化物質として知られるポリフェノールの一種であるアントシアニンを含む。

本来は夏の果物であるが、出荷量が最も多くなるのはクリスマスケーキの材料としての需要が高まる12月である。逆に、5月を過ぎると生産量が減る。

日本において、秋口は露地物とハウス物の端境期になるので、生食用のイチゴはほぼ全量を輸入に頼ることとなる。この時期、ケーキの材料には乾燥物や冷凍物のイチゴが用いられるため、味が極端に落ちる傾向がある。生鮮イチゴの主な輸入元はアメリカで、ついで韓国、ニュージーランド、オーストラリアである。冷凍イチゴの主な輸入元は中国で、ついで韓国、その他タイ、メキシコ、オランダ、チリなどから輸入されている。
作物として栽培されるようになったのは200年前ごろからである。
日本には江戸時代の終わりごろにオランダから輸入された。本格的に栽培されたのは明治5年からである。
いちごにはキシリトールが豊富に含まれている。


生食の他、ジャムに加工されることも多い。受精すると花托の肥大が始まるが、一部受精していない雌しべがあるとその部位の肥大が弱くなる。したがって形の整った果実をつくるためには、全ての雌しべが受粉するようにすることが大切である。最近の受粉の作業はビニールハウス内にミツバチを放して行わせる。流通しているイチゴの多くはハウス栽培によるものである。

また、粒の大きさを揃えるなどの見た目や収穫時期を考慮しなければ家庭菜園でも比較的に容易に栽培できる。地方によっては、自家用に畦道の脇に栽培していることもある。

日本での生産量は年間約20万トンであり、そのほとんどは11〜6月に生産される。7〜10月の生産量は1万トン以下であって、5%にすぎない。冬から春に実をつける一季成りイチゴに対し、夏から秋にも実の成る品種は四季成りイチゴと呼ばれ、夏イチゴとも呼ばれている。


日本におけるいちご商業栽培品種は

とよのか 九州を中心に広く栽培される。酸味が少なく大粒で甘い。(粒が大きいほうが甘い)

女峰(にょほう)
主に東日本で栽培される、甘酸っぱい味が特徴。うどんこ病に弱い。栃木県農業試験場が育成したが、育成者権は2000年に満了した。

とちおとめ 栃木県農業試験場が育成し、1996年に品種登録された。女峰より粒が大きく甘さも強い、日持ちが良い品種。

章姫(あきひめ)
萩原章弘(静岡市)が、女峰と久能早生を交配して開発。女峰の酸味、病害抵抗性などの問題点を解決するため育成された。女峰より大きい。休眠が浅く、暖地での施設栽培に向く。

アスカウェイブ
久留米促成3号、宝交早生、ダナー、神戸1号を素材として育成された系統を両親とする品種。奈良県農業試験場が開発し、アスカルビーが開発されるまで、同県での主力品種。赤みが強く、甘みと酸味のバランスがよい。

アスカルビー
アスカウェイブと女峰を掛け合わせて奈良県農業試験場が育成し、2000年に登録された品種。果実は円錐形で赤く艶があり甘みも強い。宝石のように見えることからこの名が付いた。登録前の名称は「奈良7号」。奈良県内の他、近年は全国各地での生産も多いが、別のブランド名になっているものが多い。

アイベリー 普通のイチゴの2・3倍の大きさがある。愛知県で育成されたことから、この名前が付いた。

とちひめ
中まで色が赤く甘さが強い、果実が軟らかいため観光イチゴ狩り用。

レッドパール
とよのかとアイベリーの交配種。両者の特徴に加えとちひめ同様中まで赤い。生産量が少ない種。ケーキ、高級菓子用。

さちのか
とよのかとアイベリーの交配種。糖度、ビタミンC含量が高く、果実は硬めで日持ちがよい新品種。

あまおう 「あ」かい、「ま」るい、「お」おきい、「う」まいの頭文字をとって名づけられた新品種。福岡では栽培品種がとよのかから急速にあまおうに置き換わっている。一粒40gにもなる。

宝交早生
休眠打破のための低温要求量が多く、寒冷地の露地栽培に向く。甘みが強く、果実が柔らかい。果実が柔らかいため、輸送性・棚もちが悪いため、現在ではほとんど流通していないが、一部の観光いちご園では栽培されている。うどんこ病に強いが萎黄病に弱い。

紅ほっぺ(べにほっぺ)
章姫とさちのかの交配種。章姫と比較、果心の色が淡赤・花房当たりの花数が少ない。さちのかと比較して、小葉が大きい・果実が大きい・花柄長が長い。

ももいちご
徳島県佐那河内村の30数軒の農家のみで栽培される品種。徳島と大阪でしか手に入れることができず、ネット通販などで人気である。大粒で桃の形に似ていることから名前が付いた。なお、正式な品種名は「あかねっ娘」で、「ももいちご」は徳島県の商標登録である。

咲みいちご
東北地区を中心に夏イチゴをブランド化し、組織を拡大中 {咲みいちご}は商標登録である。

夏実
実肉が硬く暑さに強い、日持ち性・輸送性に優れる夏イチゴ。

サマープリンセス
色や光沢のよい夏イチゴ。しかし、実が柔らかくて輸送に向かない。

ペチカ 甘みが控えめで見栄えのよい四季成りイチゴ。夏イチゴとして早く市場に出た。

夏娘(カレイニャ)
糖度は高いが、表皮の色が斑で光沢が少なく軟らかい夏イチゴ。

ほほえみ家族
糖度が高く、形、色まわりも良い夏イチゴ。生食にも向く。

越後姫(えちごひめ)
ベルルージュ、女峰、とよのかを掛け合わせて1996年に新潟県で登録された品種。糖度が高く、種子が果肉に埋もれることから美しい外観を持つ反面、果肉が柔らかいため輸送性に劣り、その大半が県内で消費される。新潟県内で生産される生食向けいちごの大半は越後姫である。

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※ヘビイチゴ(蛇苺、学名:Duchesnea chrysantha)は、バラ科ヘビイチゴ属の多年草。あぜ道や野原などに自生し、日本全土に広く分布する。茎は短く、葉を根出状につけるが、よく匍匐茎を出して地面を這って伸びる。葉は三出複葉、楕円形の小葉には細かい鋸歯があって深緑。語源についてはヘビが食べるイチゴ、イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなど諸説がある。


いちごのホームページ

いちご狩り情報


posted by 季節 春夏秋冬 旬 at 11:19 | Comment(0) | TrackBack(1) | 春夏秋冬 旬の花

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